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デート代の負担の割合は? カナダと日本の恋愛の違い Part 2

24/Mar/2016


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日本とカナダの恋愛文化ってどう違う? 両親が日本人の日系カナダ人のAさんに、カナダ人の夫を持つ日本人のライターMが、赤裸々にお話を伺いました。 前回は「告白文化は日本だけ? カナダと日本の恋愛の違いPart 1」ということで、付き合い始めをテーマに話をしましたが、今回はさらに付き合った後の話などにいきます!



M:カナダに割と長く住んでますけど、日本人女性とカナダ人男性のカップルはいても、逆はあまり見ませんよね。カナダ人女性と日本人男性のカップルはあまりいない。

A:いないですね。

M:そこが不思議ですよね。

A:カナダ人女性と日本人男性のカップルもたまに見かけますが、女性がアニメとか日本の文化に興味がある場合がほとんどですね。まるっきり日本の文化に興味がないけど日本人男性と付き合っている、という方は少ないと思います。

M:何ででしょうね?

A:「紳士的じゃない」というのが大きいと思いますね。私も、日本人男性と付き合った最初は、「あれ?」って思いました。たとえば、レストランに入る際に(男性が女性のために)ドアを開けなかったりとか。カナダではそれが当たり前なので、ちょっとがっかりしたことがあります。カナダ人女性だとがっかりどころではないでしょうね。男性としてありえないと思ってしまうかもしれません。

M:欧米はレディファーストの文化ですからね。日本ではそういう文化がないのだけれど。

A:そういうところはやっぱり気にしますね。フレンチ系の友人がいるのですが、メキシコ人の彼がそこまで「紳士」になっていなくて。たとえば車に乗ったときに、ドアを開けてくれない。なので彼がドアを開けてくれるまで車から出ないでずっと待ってる。そうやって教えたって言ってました。

M:すごいですね。

A:特にヨーロッパの方にとっては、ドアを開けてくれないというのは絶対にありえないですね。たとえ友達のためでも、男性は女性のためにドアを開けるし、エスカレーターでも椅子でもちゃんとチェックしてます。

M:そういう文化ですからね。女性ををちやほやするとか、お姫様扱いするとか、そういう目的ではなく、お年を召したご老人だったら性別関係なくドアを開けたりするし、他人に対してもやるし。まあこれは文化の違いとしか言いようがないですよね。女性としてはぜひやってほしいと思うけど。

A:でも男女対等の考え方もあるので、男性が開けるべきだ、という風には考えない方がいいと私は思っています。だから、彼がやらなくても何も言わなかったです。あとはデートは男性が支払いをする、とか。うちは大体割り勘なんですけど。

M:「Seeing each other」の時はどうするんですか? 男性が支払う率が高いですか?

A:初め2、3回のデートまでは必ず男性が払いますね。

M:そうなんですね。まだお付き合いする前でも?

A:はい。「あなたに興味があります、あなたと一緒に過ごす時間のために僕はお金を出します」という証拠の表れだと思うんですけど。

M:やっぱり払うんですね。

A:割り勘であれば、「この人は友達だな」と女性はとると思います。

M:デート代を払わないと、「私はあなたに興味がありません」という意味になるんですね。

A:もしもその女性のことが好きで、誘ったけどお金がない場合は「本当はお金を出したいんだけど、今ちょっとお金がないから」と言うといいと思います。お金を出す意思を伝えれば別ですね。

M:そういう場合は、誠意を見せてくれたということで女の子も理解する。

A:理解しますね。でも何もなしでお金を出さない時は「私のことはどうでもいいのね」と思う人もいると思います。

M:厳しい!

A:厳しいですよね。日本人男性にとっては、そういうところが面倒くさいと思うかもしれません。レディファーストが当然と思っているカナダ人は多いです。そうやって育ってきているので。

M:確かに、当たり前と思っていることをやってくれないのと、何にも期待していないのにやってくれるのとでは差がありますよね。難しい。

M:最初は男性が払うとしても、その後は割り勘とか、女性が負担したりするんですか?

A:そうですね。夕飯代を男性が出したら女性が映画代を出したりとか、カフェとかお茶をしたら女性が払うとかそんな感じですね。

M:そこは日本と似ていますね。やっぱり男性が全部払うのは、男性にとって厳しいですよ。

A:どれだけの経済力を持っているかによると思うんですけど、例えばお互いカフェで働いているくらいのお給料だったら、重要な時は男性が出す。普段は割り勘。最初が一番大事かな。

M:それぞれの状況や性格とかがあるから、最初から割り勘というカップルもいるでしょうけど、一回でも二回でもいいから、君のために払うよって言ってもらえると、やっぱり嬉しいですよね。

A:あとはプレゼントですね。カナダでは頻繁にプレゼントをする男性が多いです。ちょっとお花を買うとか。日本の男性って、あまりしないと思うんですよね。もちろんカップルによるとは思うんですけど、日本の場合、女性の方が「今日、記念日だよね」と言う場合が多いと思うのですが、カナダでは男性もちゃんと覚えていて、バラの花束を用意したりとか、ロマンチストです。

M:花束を贈ってくれる男性って、日本にはそんなにいないんじゃないかな。

A:カナダに住んでいて、記念日に花束がないとなると、がっかりする人は多いんじゃないでしょうか。記念日じゃなくても、ぱっとプレゼントをするような素晴らしい男性も、たまにいますよ。「今日は仕事で疲れたでしょ? 可愛い花束を見つけたから買ってきたよ」というように。そういうことは日本人の男性はあまりしないのではないでしょうか。

M:こっちの人はそれが素直にできるのかもしれないけど、日本人は逆に、そういう行為をかっこ悪いというか、「キザ」って感じる文化や雰囲気があるかも。そういうことをする男性に対して、他の男性が、やっかみじゃないけど、「キザなことしやがって」みたいな、そういう雰囲気はカナダではないんですか?

A:それはないと思います。逆に「やるじゃん!」という感じだと思います。日本だと男性同士や女性同士がすごく仲良いですよね。それで「何やってるの」と周りから言われてしまうので、恥ずかしくてできなくなってしまう。こっちはそういうことがないです。またはカップル当人たちのプライベートな話なので、友達に一切言わない。茶化したりとかそういうのはないです。

M:こっちの男性は、あんまり男性同士でつるんだり、たとえば男性だけのグループで遊びに行ったり、旅行に行くとかはしないんですか?

A:そういうのもあるとは思いますが、日本ほどではないと思います。特に仕事をされている方は、仕事を定時に終わらせて、すぐに家庭や恋人のところに帰ります。そこは日本と違いますよね。こっちは家族や恋人に尽くすのが最優先なので。



国際恋愛・結婚に関する対談はまだまだ続きます! 最終回は、カップルの夜の営みについて、かなりディープな話題です。

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