bijoto

column

ナンパのかわし方や誘い方、英語でどう言う?

13/Oct/2016


bijoto

カナダで暮らしているからには、英語を話せる人が多いはず。でもその一方で、「ある程度のレベルから、英語が上達しているように感じられない」という声もよく聞きます。英語講師の中林くみこさんによる、ワンランク上の英語を話せるようになる英語コラムをお届けします。

第2回目の今回は、クラブやバーでのflirting(ナンパ)をめぐる英語表現です!

過去の記事
第1回 目指せワンランク上の英会話!


クラブの大音量の中でも相手をイラッとさせない 聞き返しテクニック

クラブの大音量の中だと、英語の聞き取り能力に加えて、物理的に「聞き取れない」ということもあると思うので、リスニングのレベルは上がります。

私もトロントに来た当初は典型的な日本人でして、リスニングに失敗しても聞き返すことができずにわかったふりをすることが何度もありました。

でも、わかったふりをしても「あ、この人わからなかったんだな」ってばれてしまうので、何だか会話が不自然になって尻切れになるんですよね……。

それで開き直って堂々と聞き直すようにしたら、コミュニケーションがずっとうまくいくんです。自信があるように見えて、相手の自分に対する評価が上がるというのもあるのかもしれません。

NG会話例
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?(ここには一人で来たの?)
日本人Bさん:Sorry?(1回目の聞き直し)
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry?
カナダ人Aさん:……(ちょっとイラッ)


そう、普通に2回聞き返したら、相手も当然のごとく、ちょっとイラッとします。


OK会話例
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry?
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry, I still didn't get it. What was that again? (ごめん、まだわからない。何て言ったの?)


2回目の聞き返しが、ずいぶん語数も増えて、丁寧になっています。これは、日本語でも同じことが言えるかもしれません。

Aさん:ここには一人で来たの?
Bさん:えっ?
Aさん:ここには一人で来たの?
Bさん:えっ?
Aさん:……


2回続けて全く同じ聞き返し方をされると、ちょっと戸惑うと思います。英語でも同じですね。さらに、もう少し上級の「聞き返しテク」です。

カナダ人Aさんと日本人Bさんです。( )の中に心のつぶやきを書いています。

NG会話例
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry?(えーとここに来たのはナントカと聞いているみたいだけど……。 by の後なんて言ったのかな?)
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry?(やっぱりbyの後がわからない……)
カナダ人Aさん:……(全部わからなかったのかな?)

さて、このように相手の言っている大半はわかるものの、一部の大事そうなところが聞き取れないという場合どうするか。それは聞き返すのも一部に特定した聞き方にすること。

OK会話例
カナダ人Aさん:Did you come here by yourself?
日本人Bさん:Sorry, did I come here WHAT?

という具合です。

ワタシはここの一部分だけがわからないんだよ、という意思表示です。ちょっと上級のテクニックかもしれませんが、これができるだけで会話のレベルはぐーんと何段階もステップアップできます。

応用例
Aさん:Do you like ーーーー ?
Bさん:If I like WHAT?

このように、Doから始まる疑問文の場合、聞き返しのときはifに置き換えることができます。これは最初の例よりもさらに上級ですね。でもよーーく使われます。

この「If I like WHAT?」の場合のif は「もし」という意味じゃなく、「~かどうか」という意味で使われるものです。


ナンパをさらりとかわす、興味のレベル別表現集

いつでも女の子の悩みは「どうやって断るか?」ですね。ここでは3つのパターンに分けて、表現をご紹介していきたいと思います。

パターンA:ちょっといい感じだけど、あんまりがっついてると思われるのはイヤ
スマイルは50%くらいで。
相手:Are you here with somebody?(誰かと一緒にいるの?)
あなた:Yeah, a friend. Why?(うん、友達と。なんで?)
相手:Is this seat taken?(この席空いてる?)

この先の受け答えは、パターンBを参照にきっぱり断るか、次項の「こっちから誘いたい時」の「2. 会話を発展させる」のところを参照に会話を発展させてください。

パターンB:げっやだな。最初の一言できっぱりと
スマイルはしないで。日本人の女の子は知らない人にスマイルする癖がついているので、または英語を話すときに緊張してスマイルをしてしまうので、本心では嫌がっていないと誤解されがちです。言葉は丁寧でいいのですが、「きっぱり」とわかりやすく、短く、真顔で。

相手:Are you here with somebody?(誰かと一緒にいるの?)
あなた:Actually, I’m with somebody. She should be back soon. (友達といるんです。すぐ戻ってくるから)

もし、それでもしつこくしてきたら
Sorry, I’ve gotta go!(ごめん、行かなきゃ!)
と言ってその場をピューっと去ってください。

パターンC:英語の練習と思ってちょっとしゃべったけど、連絡先は教えたくない
I’ve had a good time, but I’m uncomfortable giving you my phone number.(楽しかったけど、電話番号あげるのはちょっとね)

その後、
See you sometime!(またいつかね!)
といってその場をピューっと去ってください。

素敵な人発見! こっちから誘いたい時の表現は?

バーやクラブでは教科書的表現は野暮ったいので、思い切りカジュアルなくらいがいいですね。だからといって別にスラングやお行儀悪い表現を使う必要はないのです。

1. 最初の声かけ
Hey. / Hi.
Are you here with somebody? (誰かと一緒にいるの?)
Is this seat taken? (この席空いてる?)
I love this song. Wanna join?(この曲好きなんだよね。一緒に踊らない?)

2. 会話を発展させる
Do you come here often?(ここ、よく来るの?)
What do you do for work?(お仕事なに?)

もし相手に興味があるなら、文法は間違ってもいいので「ちょっとしゃべりすぎかな?」くらいしゃべるほうがいいです! 「たくさんしゃべること」=「相手に興味がある」というモノサシを持っている男の子は多いです。

3. この後、どこかに誘う
what are you doing after this?(この後何するの?)
Let's grab a drink somewhere quieter.(もうちょっと静かなところで一杯飲もうよ)
I'm getting out of here. You have any plans?(私、ここ出ようと思うんだけど、あなたはどうする?)

4. また改めて会う
I've had a good time, and I'd love to see you again. Give me a call sometime.(楽しかった。また会いたいな。電話してよ。)
Let's grab another drink/coffee together soon.(また一杯飲みに/コーヒーでも行こうよ)

こっちから誘うことができたら、本当の上級者と言えるでしょう(いろんな意味で!)。でも、3と4は本当に自己責任でお願いします!

海外に来て日本人以外の男の子と遊んでみたい気持ちはわかるのですが、妊娠や性病などで泣くのはいつも女の子のほうです。そして海外では、日本では想像もつかないくらいの犯罪に巻き込まれるリスクも格段にアップします! 海外での一時のお遊びと思っていたら、一生の問題を抱えることになった、なんてことのないようによく考えてから行動してください。

クラブでのflirtingは自分で自分の行動に責任が取れる、大人だけに許されたお遊びなのです。

中林くみこ
語学学校「DEVELOP Language Institute」代表。高品質な教育で、世界で活躍する日本人を育成することに力を入れている。翻訳コースやIELTS対策コースが評判。
developlanguage.com



bijoto